①『佐世保市在宅医療・介護連携サポートセンター』のご案内
『佐世保市在宅医療・介護連携サポートセンター』は、地域の医療・介護の関係団体が連携を推進するための窓口として、平成31年4月より佐世保医師会館事務局内に設置いたしております。
当サポートセンターは、佐世保市民の高齢者が医療や介護が必要になっても、住み慣れた場所で安心して在宅生活が続けられるよう、それを支える多職種がスムーズに連携できるネットワークを作ることを目指しています。「医療・介護従事者からの相談窓口」、「地域資源の把握や情報共有」、「医療・介護関係者等の連携強化に向けた研修会や勉強会等の開催」、「佐世保市民の皆様に対する普及啓発」など、在宅医療の推進や介護をつなぐ役割として必要な支援をいたします。お気軽に問い合わせや相談をください。
<在宅医療・介護連携サポートセンターの主な役割>
◆医療・介護関係者からの相談に対する連携調整
◆地域の医療・介護の資源の把握
◆地域住民への普及啓発
◆医療・介護関係者への研修
詳しくはこちらをご覧ください。
②『救急搬送時の情報提供書』のお知らせおよび活用のお願い
休日や夜間において、医師の積極的なかかわりが難しい場合の高齢者施設等からの救急搬送時に、「救急搬送時の情報提供書」を救急隊員へ渡すことで、救急搬送、搬送先病院におけるスムーズな受け入れをお願いするための様式です。救急隊は、的確な情報の下に、医療機関へ迅速に対応できるよう活用されます。
高齢者施設は、事前に情報提供書の上段を記入しておき、119番通報時に下段を記入します。
<高齢者施設>→<救急隊>→<医療機関>の流れ
詳しくはこちらをご覧ください。
③『知っとってノート』をご活用ください
高齢者の方々にエンディングノートの話をすると、「縁起でもない」「まだ考えたくない」と抵抗を示されることがあります。しかし、自分の意思や希望を明確にしておくことは、ご本人だけでなく、ご家族にとっても重要です。
そこで、「知っとってノート」は、以下の3つのテーマで構成されています。
1.介護予防手帳—元気なうちから健康管理や介護予防に取り組むための記録
2.エンディングノート—自分の人生を振り返り、どのような最期を迎えたいかを考えるためのノート
3.葬儀・お墓に関すること—自分が亡くなった後に、ご家族が困らないよう準備をするための記録
これらの3つを一冊にまとめることで、より手に取りやすく、必要な情報のつながりを意識しながら活用できるようにしました。
このノートが、高齢者の方々やそのご家族の支援に役立てば幸いです。